18水槽飼育5
18.11.3 富無騒家さんから稚魚を戴いてきた。これで戴いたのは4回目である。
大雑把に分類して、10cm以上の大が200匹、中250匹、小60匹、極小40匹、合計550匹。
衣、五色、銀鱗昭和などでその内銀鱗は45日位遅れて採った由、一番小さな部類に多くいる。
この稚魚は来年5月に行われる成田市大栄地区の鯉の掴み取り用に使われる。
20cm〜25cm位の鯉が掴み取りに適した大きさだろうと思い小さなものは水槽飼育で出来るだけ
適寸に近ずけたいと思っている。
当初15cm以上の鯉を野池に入れようと考えていたが、30匹程度で残りを水槽飼育するには
多すぎるので10cm以上として200匹を野池にいれることにして今度の日曜日あたりに持ち込む。
18.11.5 10cm以上の稚魚を成田の
野池に放流した。
トムさんから戴いた稚魚と我が家の昭和
10匹を合わせて210匹を2袋に詰め
た。片道85km、1時間30分で持込める
ので酸欠の心配もない。
野池は鳥の被害が大きいと聞いて覗いても
鯉の姿は全く見えなかった。
先日15cmクラスを150匹放流している
ので少しでも見られたら良かったのだが、
残念ながら全くダメであった。
写真は完全防備の野池、防鳥網で覆われ
ている。
レンゲ祭り用稚魚はB号90cmに60匹、C号90cmに40匹、FRPに250匹、合計350匹
200L桶は掃除して終了。A号は取りあえず予備水槽に。
今日は初めて冷凍赤虫を200gやった。
FRPは全部が揚がってきて食べていたが、BCは逃げ回って食べる素振りも見せなかった。暫くして
覗いてみると餌が無くなっていたからひと安心。
BC水槽は小さなものばかりなので当面水温28℃、FRPは20℃設定。
18.11.6 FRPの設定温度を22℃に変更、餌を与えるには25℃がベストだが低水温用の餌を
やるので電気代の節約を念頭において22℃とした。
今日初めてSSの粒餌をやってみたらFRPは全部の稚魚が寄って来て食べてくれた。
濾過はメッシュ濾材2袋を入れた1槽目ををアップさせる方式で2槽目にはかきがらが入っている。
90cm水槽は相変わらず食べに来ない。逃げ回っていて見ていないときに食べている状態なので
適当な餌の量が解りずらい。こちらもSSサイズの粒餌を2回やった。
18.11.7 90cm水槽の餌食いが芳しくないのでガラスの上にプッチンビニールを掛けて餌をやって
みた。稚魚からは、こちらの姿が見えないためか安心して餌を食いに上がって来るの。
この状態で暫くは稚魚の姿を見ないように、見えないようにして飼育を続けるしか方法が無いようだ。
FRPの水が濁り出した。
餌をやり始めて2日目で悪い方に水の変化が現れるとはガッカリ。
わきしみず10型をFRPのみの濾過に変更し、メッシュ濾過は上水だけを濾過させる。
18.11.8 90cm水槽にプッチンビニールを掛けて正解でした。
小さな鯉は臆病で人影に逃げ惑い餌をやっても食べる余裕が無いらしい。ビニールを掛けてから餌を
やると直ぐに上がって来て食べている。落着いて食べるのではなくて咥えて潜る形だが確実に食べて
いる。
90cm水槽は特に小さいので冷凍赤虫1回とSSサイズの餌を2回やっている。7cm位になったらFRP
へ移行する予定。
日中水温が33℃まで上昇していたので設定水温を28℃から26℃へ引き下げた。
太陽光は有難いが過度の水温上昇は良くない。
18.11.10 酸素ボンベの詰め替えに出した。
先日、15袋くらいの袋詰めを行い小さなボンベの酸素を多く使って残り少なくなっていた。
今までは酸素が無くなるまでに幾つの袋詰めが出きるのか気にも留めていなかったが袋の大きさに
よって変わるが、およそ20袋の酸素詰めが出来ると解った。
従来から4本のボンベを3人で使っていて酸素が切れると予備を渡して詰替え手続きを一手に引受け
て業者に出していたが今回一人加わって予備ボンベが必要となり鈴村さんから貰ってあった古い
ボンベ2本を詰替えに持込んだ。
古いボンベは耐圧検査を行うため1ヶ月ほど掛かり検査料は5千円、酸素料は1700円と消費税が
掛かる。杉浦さんの口金バルブの調子が悪いので新品を1個注文。
18.11.11 トムさんに教えて戴いた餌が届いた。
科学飼料研究所の低水温用錦鯉浮餌ss15kg、18℃以下で使用すると明記してあり、今回はレンゲ
祭り用の稚魚に与えるもので水温は22℃を目途に越冬させるつもりなので多少水温が高くなるが
影響はないと思っている。
18.11.13 稚魚の飼育方針を変更する。
小さなものを90cm水槽で飼育しているがいつまでも逃げ回って餌を食べている様子が見えないので
800L・FRP水槽に集約して25℃設定飼育がベターではないかと考えたわけ。
500Wヒーターで十分だから分散飼育よりも経済的だ、ただし集中飼育では危険度も高くなり全滅の
恐れもある。
落ちこぼれ、揉まれて餌を十分に取れない稚魚も出て来るだろうが、それは諦めてもらう。
とりあえずB号の60匹を移動させた。
18.11.16 稚魚は順調
全部の稚魚をFRP水槽へ集中して様子を見ていたが餌を欲しがり渦を巻いて泳いでいるのを見て
もう大丈夫と思った。
実際に350匹も居るとは思えないボリュウム、ひと塊が小さい・・・トムさんが掲示板で言われた
「小さ過ぎる」という事かも知れない。
レンゲ祭りまで5ヶ月もあるので大丈夫、今の稚魚は平均5cmとして月1cm伸ばしても10cmになる、
月2cm伸ばせば15cmになる計算。
掴み取りの適寸はどれ位なのかと考えると大人の手で掴む場合は20cmあたりだろう。子供の手では
15cm位が掴みやすい大きさではないだろうか。
350匹全てを15cm以上に伸ばす事は無理かもしれないが半数以上を15cmに伸ばしてみたい。
冷凍庫の消費電力をヒーターに振り向けるため残りの冷凍赤虫200gを使い切って終わりにする。
今は500wだが寒さが増してくると1kw位に増設するので餌を低水温用ssのみにし飼育する。
18.11.17 餌を先日届いた「くみあい配合飼料錦ごい低水温用強健浮餌」ssを初めて与えた。
咲きひかり低水温用sをやっていてもう少し残っているが新しい餌がどの程度喜んで食べるのかを
試験的に与えてみた。
低水温用なので消化が良いのだろうか、良く食べるし直ぐに空腹を感じるのか、1時間もすると餌を
欲しがる。
粗蛋白32%以上・粗脂肪3%以上・カルシウム1.3%以上・りん1%以上と成分量を見ても遜色ない
餌なので効果も悪くないと思う。取りあえず成長してくれれば良い。
餌は15kgの大袋で届いたの使いやすいように4個に分けて保存、4月末迄十分に足りる量だ。
11月3日依頼初めてわきしみずが自動洗浄、明日は上水濾過槽を掃除しよう。
18.11.18 上水濾過槽を掃除してみたら、稚魚が6匹も流れ込んでいた。
昨日さし水を行った際、上水の取り込み口より5cmほど水位が上がったまま放置したので2cm角の
網目から落ち込んだのだろう。
網目の細かい物を使うと目詰まりが激しくて掃除が面倒だから大きい目の物を使っていて餌の流れ
込み防止にはエアーを噴かして餌を寄せ付けないようにしていたのだが水深増がエアーの力を
弱めて稚魚が餌を追って寄り過ぎたと思われる。
水位調節が出来ていない仕組みだから仕方ないか。
18.11.20 水温が1度下がる。
豪雨で昨夜から寒さが一段と増して500wヒーターだが水温が1度ほど下がっていた。雨は全く入らない
ように覆いをしてあるがろ過機やパイプは剥き出しなので水温を下げる要因になっている。
25℃設定だが普段は25.7℃になっているから今朝の24.7℃は影響が無い範囲だ。
くみあい配合飼料低水温用は食いつきもも良く消化もよいのだろうか、餌をやっても直ぐに上がってきて
餌を催促する。沢山与えて問題が無ければ良いのだが、初めて使う餌なので慎重に観察しながら与える
様にしたい。
18.11.21 350匹では水が持たない。魚体がシッカリしてきたが伸びているのか解らない。
少し濁りが出て匂いもあり「わきしみず」を2回洗浄と上水濾過も掃除して新水を入れた。全体の30%
位が入れ替わったことになる。
加温しているから湯沸し器からと水道から同時に注入して水温計とにらめっこ。25.7℃前後になる
ように調整しながら行う。
ついでにバイオファクターVLを少々いれた。餌を欲しがるだけ与えるのは無理かもしれない。
18.11.23 思い違いから新水を入れた。餌は4回。
上水濾過は本体のわきしみずが洗浄すると水不足になって吸上げモーターに水が廻らなくなり空回り
する仕組み。
今朝は空回りしていると早合点して20分間給水を行いモーターに水が廻った頃合いと思って覗いて
みたらFRPが満水でもう少し気付くのが遅れたら溢れ出す所であった。
最近は物忘れや早トチリが増えてきて心穏やかではない。
18.11.29 新水を60L入れてわきしみず10型を手動洗浄
最近はほとんど毎日この作業を繰り返している。
本来なら洗浄が先で後から新水を入れるところだが上水濾過に使っているポンプが水を全部FRP
水槽へ戻してしまい、ポンプに空気が入って空回りしてその後の始動に手間が掛かるのである。
わきしみずの洗浄に使う水量はおよそ60Lなので事前に60Lを増やしから洗浄すると元の水位を
保つ計算。
餌の適量が未だ解らない。一度に大量の餌をやるとSSサイズはふやけて沈むのが早いから濾過
の方へ吸い込まれてしまい大量投餌は無駄な事になる。
回数を増やすのが一番良い方法だが時間的余裕が必要だ。
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