18水槽飼育4

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18.9.29 激痩せ稚魚はあと20匹もいる。
この20匹を90cm水槽で水温28℃飼育を開始した。餌は冷凍赤虫、乾燥ミジンコ、咲きひかりssで
無理の無い量を与えている。
10月末までに普通の状態まで回復すれば出せるのだが無理に出してもすぐに死んでしまったら貰った
人が可哀想だから出さずに後のレンゲ祭りへ廻す事になるだろう。
90cm水槽で100匹以上も飼育すると、必ず落ちこぼれが出ることを学んだ。

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18.9.30 FRP水槽のハネ鯉
90cm水槽で大きくなった昭和、銀鱗昭和、衣
など7〜15cmを計算上330匹いる。
あと1ヶ月飼育して成田へ持ち込む予定だが
少々でかくなりすぎたものもいる。
食欲旺盛で可哀想だが大きくしない飼育を
心掛けている。

この中には松観昭和のカシラも同居していて
既に杉浦さんへ差し上げることが決まっている。

18.10.3 take3からハネ鯉の送付について丁重なお電話を戴いた。
当方の受け入れ態勢を察してお忙しいなかご丁寧な確認の電話を戴き有難うございました。
池揚げ直後の鯉は水質や狭い環境に慣れるまで体調を崩しがちなので、受け入れ後は水槽で加温
消毒を行い、徐々に水温を下げて常温で生きて行けるように慣らすことは大切。
9日午後の到着希望でお願いした、受け入れ態勢は90cm水槽2個、加温は200wヒーター常備。

18.10.5 A号水槽の紅白、銀鱗60匹を200L水槽へ移動、これで200L水槽は110匹をプール
した事になる。
A号水槽の底面砂濾過を掃除、1週間程度ですっかり汚れていた。
稚魚とは云へ60匹が入っていて、餌の量も多く、また食べ残しも多かったのだろう。
9日に到着するtake3稚魚の受け入れ水槽としてはA、B、C3本を予定している。

18.10.6 千葉県北西部に大雨洪水警報がでた。
朝から横殴りの雨に傘をさしても役に立たない、その上気温が低いので濡れると寒くて叶わない。
雨の中ミジンコ丸プールの水抜きを行った。今年は何にも役に立たなかったので放置してあったもの
腐った水を庭に撒き散らしても大雨で匂いなど全く感じない。前から雨の日に水抜きをする予定だった。

B号水槽の50匹をFRPへ移動させ水槽の掃除を行った。中1週間ほどであまり汚れてなかったが新規
受入にはやはり新しい水で飼うのが鉄則。
FRPは380匹?の計算になり31日に出荷する予定。

18.10.9 take3から4〜7cmほどのハネ鯉が届いた。可愛らしくて光が入った綺麗なものが多い。
大量の稚魚を輸送すること事態初めての事で上手く行くのか心配もあったが思い切って送って戴いた。
残念ながら14匹が袋の中で死んでいた。
残り110匹を取り合えず90cm水槽に収容、今後も1割程度は落ちるだろうが頑張り所である。
水温28℃、0.5%の塩水で養生、今日は餌をやらないが冷凍赤虫で1週間程度継続する。

18.10.10 昨日到着した稚魚は4匹が落ちていた。なお3匹が上層にいて群れの中に入っていない
ので、これも落ちるだろう。
全般に餌をねだるしぐさが見えるので冷凍赤虫を少しやって様子をみる。
餌に慣れていないので20gを食べ切るのに少し時間が掛かっているが慣れてくれば大丈夫だろう。

夕方迄に6匹が落ちた。これで何とか落着いてくれそうな予感、餌を欲しがる仕草が出てきたので
冷凍赤虫120g、乾燥ミジンコと粒餌を少々やって見た。
take3の稚魚は前回の稚魚よりも1ヶ月遅いのでその分魚体が出来ていて丈夫だった。
1週間後には体も太ってくるだろう、その後は徐々に水温を下げて通常の飼育に移行する。

18.10.14 午前中にteke3から2箱220匹が届いた。
7cm以下の可愛らしい稚魚達である。今回は大袋に110匹づつの梱包で水量もあり24時間掛かっても
死んでいる稚魚は極小の1匹だけであった。
今までに経験したことのない大量の稚魚輸送であったが今回の経験で自信がついた。

稚魚は水温25℃の90cm水槽2つに分けて入れ、0.1%ほどの塩水で飼育開始、水温設定を28℃に
引き上げ、今日は断食を願い、明朝稚魚の様子を見て冷凍赤虫で餌付けを行う。

18.10.16 C号の稚魚は比較的大きくて7cmが主流、底に散らばって石をついばんでいる。
B号の稚魚はやや小さくて1ヶ所に固まっている。これは身を守るための本能なのかも知れない。
Bはほんの少し小粒だがこれほどまでに用心深いと云うか臆病と云うか極端に違いを見せている。
餌付けに冷凍赤虫を20gづつ水中で溶かしながら落してやるがまだ直ぐには揚がって来ない。
1日3回の赤虫だけでは足りない様子に乾燥ミジンコとssを撒いた。
A号は1週間経過して赤虫を入れると全部が揚がってきて手まで突付いてくる。
take3の第2陣稚魚は安定してきた様子、赤虫の量を増やしても大丈夫のようだ。
ABC90cm水槽はteke3の稚魚が概ね100づつ入っていて、多少のバラツキはあるが300匹を
月末に引渡し出来そうだ。

18.10.17 A号水槽の底面砂濾過掃除をした。
空き水槽がないため桶にエアー、ヒーター、水温計を移設して水槽を掃除、翌日温度合わせをして戻す。
90cm水槽に100匹の稚魚を飼育するには中1週間では間隔が開き過ぎるようだ。案の定底面の砂は
ビックリするほど汚れていた。汚れの目安はガラス面にぬるぬるした水垢が付いてきた時。

18.10.18 200LFRP水槽の底面砂濾過を掃除、稚魚は4〜8cmでほとんどが6cm。
FRPも底面砂濾過なので稚魚を隣りの甕に移動させ、その間に砂を洗う。
110匹入っている200LFRPは掃除間隔が3週間になり餌を抑えているがギリギリの間隔である。
最低気温が16℃まで下がってきたので甕は20℃に、200LFRPは22℃に設定して明日朝には戻せる
今は餌をやっている時期なので最低水温の設定は20℃にしている。

18.10.19 甕から銀鱗昭和110匹を200LのFRPへ戻した。今まではホテイソウを入れていたが
枯葉が増えてきたので全てを処分して隠れる場所を無くした。
大きくさせない飼育は難しいと言うか可哀想で餌の量を抑えるのが本当に難しい。

BCの稚魚を60cm丸桶に取って底面砂濾過を掃除、B号は10日、C号は5日間隔だが同じように
汚れていた。今後も7日間隔で大掃除を行うつもり。
200匹強を一同に集めるとボリュウム感タップリだ、明日の朝、大小に分けてBC水槽に戻す。

18.10.20 丸桶から90cm水槽へ大小に分けて戻した。
先ず水温は受け入れる方を2℃ほど上げて準備、丸桶の稚魚をタモに少しづつ捕らえ手掴みで大きめ
のものだけをバケツに入れる。50匹を捕まえたらB号90cm水槽に放り込み、2回で100匹を分けた。
残り小さめのもの120匹ほどは素早くC号90cm水槽へ放り込む。
今朝の気温15℃、作業中に桶の水温が下がるので手早く終わらせる

18.10.25 松戸さんの池で生まれた稚魚
濾過槽に流れて育った3〜10cmの稚魚90匹
を貰い受けて甕にプールした。
紅白から生まれたらしく、墨を持った稚魚は1匹
もいない。大きさが金魚掬いに最適、これも成田
のロータリークラブへ提供する。

18.10.25 A号水槽が一大事
昼に気がついたのだが、15匹も死んでいるのが見つかった。この稚魚は到着時袋の中で14匹が
死んでいて水槽に入れた後も数匹が死んだグループでその後は死んでいない。
掃除して1週間も経っていないし、水が悪くなっているとも思えない。
昨日は大雨で少しは雨水が入り込んで水質を悪くしたとしても、死ぬほどのことでは無かった。
水温は20℃設定でそれ以上は下がっていない、昨日の餌は冷凍赤虫を1回のみで食べ過ぎも
考えられない、激痩せでもないから結局のところ原因として何であったかが思いつかない。
チョッとした水の汚れが原因とすれば稚魚は本当に弱い魚である。

18.10.26 ショック
大胡さんの写真撮影をやっている最中にFRP水槽の稚魚が大量に死んでいると連絡が入った。
急ぎ仕事を片付けて帰宅してみると水は匂うし死骸は浮いているのや沈んでいるのやら無数に
死んでいた。大きなものは15cm、小さなものは6cmで大小様々、死骸は144匹であった。
見た目で1/3を失った感じがする。
エラをチェックしてみるとどの稚魚も鮮紅色で形の崩れたものは一つも無く綺麗なものであった。
酸欠以外に考えられない。気温の上下が激しく餌切りも遅れて3日前に止めたばかり。
エアーストーンが長方形水槽の片隅1箇所に寄せてあったのが超過密状態で水槽に万弁も無く
広がっている稚魚達に酸素が十分に廻らなかったと思われる。

エアーストーンを分散させ濾過を止め塩5kg投入、池には塩25kgを投入して様子をみる。

18.10.27 朝一FRP水槽の水を90%捨てて池の水をいれる。
幸い稚魚の死は収まったようだ、まだ充血の見える稚魚が数匹いるが大丈夫そうだ。
夕方には数匹が餌を欲しがるしぐさをみせている、充血した稚魚もいる。
超過密飼育を行うには留守が禁物、解っているが明日から新潟へ・・・農業祭もあるらしい。

18.10.31 待ちに待った引渡しの日、700匹くらいを無事に引渡すことが出来た。
稚魚の受取に中型であるがダンプカーで来られて驚いたが、ダンボール箱12〜3個を作ったので
ダンプは正解だった。
富無騒家さん、take3のお二人のご好意で稚魚を分けて戴き、稚魚を育てない様に飼育しながら
今日の日を迎えた。思えば沢山の稚魚を死なせてプレッシャーに潰されそうになった事もある。
この時期に金魚掬い用の稚魚を注文すること事態に無理があったし、90cm水槽で100匹を飼育する
事も初めてのことで、餌も冷凍赤虫5kg、糸ミミズ盃10杯、乾燥赤虫4びん、咲きひかり6kg、金魚用ss
2袋など随分と食わせた。
当初は警戒して餌を食べない事もあって囮の稚魚を同居させて食べ方など真似をさせたことなど、我
ながら傑作だった。
それと、あと少しという所まで来て、一度に150匹を死なせた時はガックリとして力が抜けてしまい
飯野さん、トムさん、takeさんに申訳ない気持ちで頭の中が真っ白になったこともあった。
色々な事が思い出される夜、ビールで一人乾杯。

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