21飼育日誌-7

松観昭和UTOP
21.10.01 ハネ鯉の中から選別を繰返し現在残っている稚魚はおよそ20匹、
稚魚飼育の面白さを十分に堪能してきたので、最終的に残して2才たてにする鯉を絞り込む時期に
なった。
最低水温が20℃を割り込むようになると、ヒーターを入れて越冬。
設定温度は25℃で冬の間に餌を沢山やって来春の4月末に30〜40cmまで伸ばすのが普通だ。
それには3〜4匹に絞り込んむので、余分な稚魚を処分しなくてはならない。
受取に来て下さる方に差上げますので、ご希望される方はメール又は掲示板に書き込みを・・・・
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21.10.05 午後から本格的な雨降りになり、やる事がないので水槽の稚魚を選別してみた。
松戸産ハネ昭和は1匹だけ残す。
体が大きいだけで取り得の無い鯉だが、強いていうなら墨だけは黒くて良い感じがするのでもう少し
飼育を継続する。
松戸産紅白は1匹、突きつけ変形2段、際が良い感じ育ちが遅い。
徳兵衛産銀鱗紅白は1匹、緋模様は白地を見せた複雑模様。
その他は記憶していない、それほど良い物はいないと言う事で、ハネ鯉から残すには限界がある。

21.10.06 台風18号が関東地方へ接近し、8日夕方までに250mm以上の雨が降るらしい。
池に大量の雨が入り込むと水温が一気に下がると思って間違いないだろう。
餌切りで対処するのが一番、今日は極少量の低水温用を1回だけで終り、7・8日は絶食させる。

21.10.07 台風の進路が本州中央部へ行きそうだ。
9日に新潟県へ出掛けるので台風を追って行く感じだ。
時間を遅らせれば良いのだが、10時頃には六日町の登記所へ立ち寄り、その後魚沼市役所へも寄り
たいので早朝5時には出発する。
もしも荒れ模様ならば出発時刻を遅らせるが用事は早めに終わらせて魚沼
錦鯉を覗いて、竜光部落、十二平を経て塩谷、錦鯉センターから川口町の温泉センターで汗を流して
浅草ヒュッテへ、夜は浅草ヒュッテに一人で泊まり自炊する。
無人小屋だから入ったら先ず掃除をしなければならないが、1ヶ月前に利用者が居たのでそんなには
汚れていないだろう、寒くなるとカメムシが入り込むので虫を取り除くのが大変。

10日昼には仲間が集って来るだろうが、私は早朝にヒュッテを出発し、栃尾ルートで種芋原経由山古志
へ入る。虫亀から竹沢、岩間木、錦鯉銀座の浦柄、17号線へ出て長岡市蓬平へ。
高龍神社へお参りして民宿えびすやで昼食、日本そばが美味い、山菜定食も最高で迷うところ。
田中養鯉場へ、田中義紀さんに逢えると良いのだが忙しい時期だから昼時以外は野池で揚げている
だろう。
色々と想像して楽しんでいる。

21.10.08 明け方の2時頃から猛烈な雨と風が1時間ほど続いた。最大級の台風が来襲と思いきや、
ニュースを見るとまだ静岡県あたりでこれからやって来る。
一眠りしてたら台風は長野県飯田市あたりにあって、本土の真ん中を通過するコースらしい。
9日の新潟地方へ出掛けるのに影響は無いだろうか、そればかりが心配である。
時折雨風が強くなって池の水は溢れるし、落葉がやたらと池に入り込みオーバーフローの口を塞ぐ。
餌切りしてある鯉だが、少しも空腹を訴えてこない。荒れ模様を敏感に感じて池底に身をひそめている。
午後になって晴れ間もあり気温も急速に上昇、風も収まって鯉が浮いてきた。
可哀想だが3日間を新潟で過ごすため、トータル5日間餌止めになる。

21.10.09 午後から錦鯉を訪ねて魚沼市、小千谷市、長岡市を車で廻った。

魚沼市小出町の魚沼錦鯉
既に池揚げを終わっていた。
当歳をはじめ大型鯉まで、どの
鯉を見ても素晴らしい鯉ばかり
金曜日でお客さんは見えて
いない様でしたが奥様の案内
で全部を見せて戴いた。

川口町竜光部落へ、魚沼市の錦鯉品評会は来週に
行なわれる。

屋号カネ蔵 小林兼一さんは数年前にご他界し、今はご子息が
跡を継いでいる。
昔、昭和三色を2年続けて田圃買いした事があり、訪問する毎に
お米を戴いた思い出がある。
昭和三色をしばらく親鯉にも使ったこともあった。

屋号やまや、小林健一郎さん
10年以上もご無沙汰していたが顔を憶えて
いて下さった。
竜光部落は昭和三色が定評のある地域
小林さんの昭和はまとめ売りが主でなかなか
1本売りをしてくれない方であったが、トビの
昭和で小綺麗なものを譲り受けて親鯉として
3年ほど使った事もあった。
全日本品評会には必ず来る熱心な方

竹沢の星米養鯉場、左の方に昔風の家が有ったが新潟地震で損壊
新築した様子、池揚げの真っ最中らしく家の方は何方も居なかった。
昔は光り物に定評があった、竹沢部落は紅白に定評がある。
スキー場が近くにあり、フキノトウを沢山採った思い出がある。
この後に星野養鯉場へ・・・丁度池から戻ってきた所で、明日は
佐原の川上さんが手伝いに来ると言っていた、残念ながら逢えない。

北越観魚園 小千谷駅に程近い17号旧道に
面して店舗を構えている。
地震で展示池が割れて今は丸プールで販売
している様子、丁度廣井新次社長が選別作業
を行なっているところに訪問した。
鯉を買うバカが居なくなったと嘆いていたが
果たして本心なのか?マーク。

思い切り高い鯉を買わされた誰かさんの
お供で「わたや」のへギそばをご馳走になった。
2階の部屋に案内されてエンジュの木で作った
エンジュ間では畳に模様が織られていた、天井
には彫刻が、額には美人画、など贅沢を施した
室内に目を見張った記憶が鮮明に思い出された。
ご本人はタバコを止めてお金を貯めて御殿風の
家を作ったのだと言ってたが本当に?

21.10.15 いつの間にか池の水温が20℃を切っていた。
餌は咲きひかり低水温用Sサイズ、3回やるので消化が良くて食べ過ぎないようにSサイズを選んだ。
水槽の稚魚を残す選別を行い、大きいものを6匹選んだ。
全部ハネ鯉の中から選んだ鯉なので期待をしている訳でもないが、春にはどれ位の鯉になっているか
飼育を楽しむ。

21.10.20 電気トラブル発生
池の水が急に悪くなって魚臭い匂いを感じるため、わきしみずを手動洗浄したところ突然家のブレーカー
が落ちて停電した。
2度ほどブレーカースイッチを戻したが一向に通電しない。池専用配電盤のコンセント全部を抜いて通電
その後、重要度の高い順にコンセントを差し込んでゆき、最低限の機械を運転した。
エアーポンプ2台、次にわきしみず2台、90cm水槽の上部濾過ポンプ2台、防犯灯2個、
余分な配線コードは全て取り外した。
最後に考えられるものは90cm水槽の100wヒーターだ。無闇に増設したため、わきしみずの攪拌
モーターが作動した途端に容量オーバーとなったらしい。
配線も20年以上前に設置したものだから、途中で漏電している箇所もあるのだろう、今後全てを点検
する必要がありそうだ。

21.10.24 原因はわきしみず1号機の攪拌モーターにあり
1号機は冬季間の運転を停止していて、春に運転開始するのが毎年のことであって、今年の春に攪拌
モーターが錆付いたのか廻らなかった。力に任せてベルトを廻して事無きを得たのだった。
それがここに来て廻らなくなり余分な電力を浪費するらしく、攪拌モーターを廻すと池関係の20アンペア
ブレーカーが落ちず、全体の50アンペアのブレーカーが落ちる。電気に詳しくないが不思議に思う。
水温も下がっているので餌切り冬モードに突入だ。

21.10.31 池の水温18℃、好天に恵まれて水温は下がらないが明日以降に寒波がやって来る
予報に餌はやらない。
欲しがるのでついつい餌をやりたくなるのだが、心を鬼にして断固やらない。
水槽は25℃設定にしてるので色揚げの小粒をバンバンやっている。上部砂濾過は3日持たない。
水槽に陽射しが当ると28℃まで上昇するので、エアーレーションは十分に入れている。

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