20松観昭和-3

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20.6.3 90cm水槽の黒仔選別を始める。
当初は8日あたりに行なう予定であったが
酸欠の危険性があるので早めて行なう。
飯野さんも予定を早めて6日午後に選別して
持ち帰ることになった。

他の人で選別を体験して見たい方は金曜日
午後1時過ぎにお越しください。
日曜日しか予定の取れない方はご連絡下さい。

本命の赤仔

本命の黒仔

兄弟掛けの赤仔

兄弟掛けの黒仔

写真は黒仔の比率を見るために撮った
数の多さではなく、数の比較で見ると
兄弟掛けの比率は30%以上あると思われる
本命の方は20%程度ではないだろうか。

分けて飼育すればどちらが良いのか結果が
判るのだが飼育スペースが無いので混合飼育
になる。

20.6.4 午後から杉浦さんに来てもらい自分で黒仔選別を行なっておよそ300匹を持ち帰った。
毎年90cm水槽で稚魚から育て上げ結構な鯉を残している。
あけ4才の松観昭和が2匹残っている、片方は太り過ぎでこれを池が狭いため出したい意向の様子、
卵を取れないか打診があった。
太り過ぎは産卵に向いていない旨を伝えておいた。脂肪がつき過ぎている鯉は卵の出しが悪いし、
無理があって死んでしまう危険性もある。産卵させるなら今から別の池で食生活から変えてスリムに
しなくてはならない。
しかし、松観昭和のメスを使う場合には別系統のオスを持ってこないと兄弟掛けになってしまうため
相応しいオス鯉を探す必用があり問題を棚上げせざるを得ない。

松戸さんの稚魚飼育は今年の体制が整っていないため断念する予定であったが、急遽ミジンコ池に
黒仔を放す事で決着、明日に1,000匹ほど持ち込む事になった。
手を掛けることが出来ないので放流して放置しておくやり方を取る意向、これでは良いものは期待
出来ないと思うが本人がその気になったので見守る。
ミジンコ池はシート池で2坪の広さがあり水村20cmで鶏糞を少し投入してあるが未だミジンコは出て
いない。種ミジンコを入れれば直ぐに湧いてくると思われる。

今日も3時間ほど赤仔抜きを行ない90cm水槽は8割方黒仔になった。
濾過槽にいた本命稚魚およそ1,000匹の黒仔を飼育水槽に取り入れ最終的に4000匹となった。
残っている選別前稚魚は90cm水槽に本命3000、兄弟掛け3000くらいだろう。
金曜日に飯野さんが持ち帰る予定で全て終了となる。

20.6.5 松戸さんへ本命の黒仔1,500匹と種ミジンコを届けた。
2坪のミジンコ池に直接放流して自然に育つのを待つらしい。1ヶ月後位でフナ抜き選別を行なう予定
を話している。
手間を掛けずに飼育する事は難しいのではないかと思うが、今の松戸さんの仕事や家庭の事情では
やむを得ないのかも知れない。周囲がサポートしてやれば何とか飼育を続けることが出来るとおもう。

20.6.6 黒仔の選別終了
午後から飯野さんと広瀬さんが来て下さり黒仔選別を行って持ち帰られた。これで今年の黒仔選別は
全て終了した。
後始末として孵化水槽の中をを丁寧に掬って500匹以上を濾過槽に放流して全て終了した。
今後、90cm孵化水槽2個にはミジンコが残っているのでミジンコ水槽に変身、でも取り残した稚魚が
おそらく30匹程度残っているのでミジンコが上手く取れるのか判らない。
匹数については実際に数えたわけではないので推定で杉浦さん200、松戸さん1500、飯野さん
3000、広瀬さん300、私4000。

20.6.7 黒仔飼育水槽は産卵させた水槽でシッカリと洗い流したのだが壁に卵が付着していて
孵化した赤仔が目立ち始めた。
今日は再度赤仔抜きを1時間ほど行ない100匹ほど排除した。未だ相当数の赤仔が残っているので
時々は赤仔を金魚用の網で掬い網の中で赤仔だけを選別タモで抜取る作業を続ける。

20.6.11 やっと稚魚水槽に小さなミジンコ玉が出来た。
今年のミジンコは固体が大きいように思えるが、玉になってグルグル泳ぎ回っているので自然繁殖
する段階で子ミジンコを食べてくれるだろう。
黒仔の死骸も20匹ほど浮いていたので少し心配、酸素供給のためエアーを2箇所でゆるく出し始め
た。少し水流が起きているが大丈夫だろう。

20.6.13 生きたミジンコ到着
200gが2,000円のミジンコが到着した。ごみ袋40L用ビニールに10L位の水に入れられ到着した
水は赤く染まっていて、いかにもみじんこが死んでしまったと思える程の色であった。
温度合わせ後に、ミジンコ池に放流し、暫くして泳ぎ出したミジンコを掬い取り稚魚池に投入。
何度も繰り返して生きたミジンコだけを掬ったが総量は盃1杯程度しか取れなかった。
200gのミジンコがどれ程のものなのか判らないが余りにも少なくて期待はずれとしか言いようが無い。
ミジンコ耐久卵から孵化したミジンコは固体が大きくて稚魚に合わないし、困ったものだ。
それでも明日からの土日を留守にするため餌を心配していたがどうやら間に合ってよかった。

20.6.16 2日間を新潟で過ごしている間に東北では大地震が発生して大きな被害が出ていた。
テレビの無い山荘では情報量が少なくて気にも留めていなかった、被災された方に申訳ない。

ミジンコ玉が少し出ていたのでホッとひと安心、ひかりプランクトンを少したべさせる。
黒仔の死骸がポツポツと目に付く。
水は悪くないので選別のとき傷がついて今ごろ死んでいるのではないだろうか。
全部が育つわけでもないので、酸欠と水に気を付けてゆくしか、方法が無い。
ミジンコ業者から再度採取して発送する旨、メールが届いた。
いまどき珍しいかなり良心的な業者と評価する。

20.6.18 稚魚激減
これまで稚魚の死骸がポツポツ浮いているのを見ていたが水の悪化は考えられないしミジンコ不足が
共食いを誘発していたのだろう。
トビらしき黒仔およそ3cmが1匹元気に泳ぎ回っている。体の中ころが白く剥けている良い感じの稚魚
でこれが他の毛仔を食べてしまったのだろうか、恐ろしく大きなトビである。
まだ孵化当初の体型で成長していない黒仔も二十匹ほど泳いでいるがやがて食べられてしまうだろう。
ミジンコは普通のミジンコよりも大きいので「ケンミジンコ」と言われているものかもしれない。殻が硬くて
食べられないミジンコらしい。

20.6.22 稚魚池にやっとミジンコが帰って来た。
暫く気温が高かったのでミジンコの分裂が盛んになったのだろうか、稚魚池にミジンコの渦が出来て
かなりの量が見られる。
残念ながら黒仔が大巾に減ってしまい食べきれない程のミジンコの量があって黒仔を拾い集めている
と言っても10匹程度であり体も小さいので物になるのか解らないが兎に角稚魚が欲しい。
梅雨でこの先1週間は雨降りの予報が出ているが今は餌の心配はしなくて済む。

20.6.29 自家産昭和の敗北宣言、好事魔多し、油断大敵
昭和の黒仔は4cm程になっているがその数10匹未満、ここまで減少しては期待はもてない。
潔く敗北宣言をすることにした。

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