18飼育日誌1
松観昭和Utop

18.5.3 撮影

Dさんの第一野池 およそ1反歩

75cm以上の鯉を20匹ほど放流
もう1面には50cm以上を20匹放流

Dさんの第二野池 およそ1反歩

オス鯉あけ3歳を30匹揚げてメス鯉20匹を
放流した。

網を引いて一昨年Dさんから戴いた坂井の
オス鯉も元気に揚がってきた。
養生のため丸プールで薬浴中、

松観昭和Utop

18.5.3 Dさんの野池放流を手伝った。
8時から積込み開始、9時30分銚子へ向けて出発、到着は12時を少し廻っていた。
第一野池に大型鯉を放流、悠然と泳ぐ姿に見とれてしまう。今年は水量も豊富で水のやや緑色に澄んで
素晴らしい池である。秋の池揚げまで暫しのお別れ。
別の小さな池には50〜75cmクラスを20匹入れて昼食。D夫人の手作りのお弁当に舌鼓を打つ。

第二野池は昨年7月頃完成したので期の途中という事もあって2才のオスをテスト放流した。私の鯉も
入れてもらっていたが、揚げている時は気付かなかった。帰着後丸プールに収容した中を探したが見当た
らず云われて気付くほど大きくなっていた。
往復300kmの運転と鯉の持ち運びで疲れた1日だったが、後日鯉を引き取る事にして終了。

18.5.4 早起きしてFRPから当歳を池に放流した。
水温16.7℃でやや低いが鯉の移動には水温が低い方が暴れないからやり易い。
午後には水温が19℃まで上がっていた。放流した当歳は池に馴染めないのか、底の方で泳いでいる。
メス鯉は沈殿槽(60x90x180)へ一時避難させて池には明け4歳以上3匹、明け2才(当歳)が40匹
に低水温用の餌を一握りほど一匹あたり2粒くらいを撒いて様子を見る。
1分も経たないうちに上がってきて一斉に食べ始め、その後は上の方で泳ぎ壁を突付いて藻を食べ
始めた。
午後には孫が遊びに来て再びれんげ2杯の餌をやったので今日は2回の給餌となったが「もっとくれろ」
状態でこの調子なら明日も晴天の予想だから大丈夫だろう。

65cm

18.5.5 今日は気温も上がって安定しているので餌を3回やった。
およそ43匹の鯉に対して一握り程度の低水温用咲きひかりMLをそのまま池一杯に撒いてやる。
一箇所に撒くと寄って来る時に暴れるて、メス鯉など腹を押されて卵を出してしまう危険がある。
量が少ないので出来るだけ穏やかに食べさせるのがコツかもしれない。

観察していると調子を崩している鯉が2匹いた。松戸さんから貰ってきた27cmと35cmの鯉でどちらも
池の隅にジッとしている時間が多い。池水に慣れない当歳感染症の前触れ、手鰭を畳んでいるので
90cm水槽に隔離し塩500gと31℃まで水温を上げて養生させる。
水温はヒーターを31℃に設定して一気に上げる。
時間を掛けると病原菌が繁殖すると思われるので高温殺菌で対処。31℃で3日間置き、徐々に水温
を下げて再度池に放流する。

18.5.6 今日も3回餌をやった。
1回の量はれんげ4杯分、一匹あたり3粒くらいになるだろうか、一度口に含んで池底に沈み次に食べ
ようとして揚がってきても餌は無くなっている量、つまり一口だけである。
最盛期には1回に3口くらい食べていると思うので1/6程度だろう。
毎日気温は高めだが南風が強く吹いてゴミなどが池に入ってくる。長いゴミなどは産卵に適している
らしく、うっかり産卵されると水は汚れるし、匂いはきついし、良い事は一つも無いので注意したい。。

18.5.7 朝から一日中小雨模様で水温19.7℃、餌を3回やっているので水面を勢いよく泳ぎまわって
いる。一口しか食べられないので滅茶苦茶に腹を空かせているのだろう、この分ならもっと餌をやっても
大丈夫だが油断は禁物、一口ペースを守って1日4回に増やす方が無難。
今週の天候は木曜日から雨、気温も20℃を割り込む気配にやり過ぎだけは気を付ける。
調子を崩した2匹は30℃で2日間過ごした、元気が出ているので28℃に引き下げる。

18.5.8 曇り時々雨、気温18℃、餌やりは2回に止めた。
水温は19℃で変わらないが午後から冷え込む気配なので夕方の餌やりを中止して2回になった。
鯉は絶好調、餌の催促が激しく池の端に立つと水を掛けられるほどである。
天候が安定するのが待ち遠しい。

18.5.10 池の写真を撮った。
水温20℃、ここ暫くは天候が安定しなくて餌も低水温用を一口見当を
やっている。
昼頃、2匹が隅で静かにしている鯉を発見、食べ過ぎの疑いあり夕方の
餌やりは中止した。
水槽で養生中の2匹もかなり回復している様子なので温度を25℃まで
引き下げた。

18.5.13 朝から小雨、池の水温は昨日20℃有ったが今朝は16℃まで下がっている。
一昨日から夕方の餌やりを止めていたが今日は朝から餌を止めている。
調子を崩した紅白を90cm水槽に取上げて加温と塩0.3%で養生させている。
調子を崩した症状は尾鰭や白地が赤く充血していて、池隅の水面近くでにジッと動かない状態。
低水温用の餌でも急激な低下で一時的に消化不良を起こすのだと思う。放置しておくと死に至る。

18.5.15 13日に90cm水槽に取上げ鯉
池の水温と同じ温度であった水槽に鯉を入れて200wヒーターを32℃に設定して24時間後は28℃、
今朝は32℃に揚がっていた。
鯉は元気を取り戻して底の砂を突付いているから大丈夫だろう。肌の赤みもきえているのでこれからは
水温を1日2℃ずつ下げてゆく。

池の水温は17.9℃、餌は朝1回のみ、猛烈に餌を欲しがっている。

18.5.17 曇り午後から雨、水温はやっと20℃に届いたが、餌はやらない。
17℃〜18℃の間を上下していたので、この温度帯が一番病気が出ると思う。消化不良から体調を悪く
する鯉が4匹も出てしまった事を反省。特に餌を食べていた鯉の発病率が高いと感じるので暫くは餌やり
中止にする。
餌を欲しがると安易に与えてしまい冷徹になれない自分が情けない。温情が鯉をダメにしている。

18.5.21 大栄町の里山で野池を造る事になり現地を視察に出掛けた。
野池を造る目的は5月3日の地域振興祭りのイベントに鯉の掴み取りに使う鯉の稚魚を確保する事
500人の子供達に提供する鯉は1000匹以上が必要であり今から準備に取り掛かる。
ブルを使って手作りの池を造るのでおよその場所と土手の位置、排水、給水など話し合った。
池が出来次第、稚魚を提供出来る様に心つもりを考えておこう。

第一野池予定地

第二野池予定地

18.5.23 明日の天気予報は晴れのち雷雨、まったく滅茶苦茶なお天気だ。
朝の水温は20℃、気温は26℃まで上がるらしいので餌を1回だけやった。雷雨でどれ位水温が下がる
のかが気掛かり、2℃位は下がると仮定して2回が限度、量は一口。

18.5.25 昨日の最高水温は21℃あったが大雨が一晩中降り続いて朝の水温17℃、こんな調子では
餌を食べている鯉は病気になってしまう。幸い今日は晴天に恵まれ20℃まで回復したので餌やりは朝昼
の2回で夕方はやらない。
明日は曇り21℃の予報、明後日から天候は再び崩れる予報。こんな天候続きでは餌やりを少なめにやる
様に気持ちを抑えるのが難しい。

18.5.29 産卵したメス鯉は池底で休んでいる状態である。
昨日産卵して池に戻したメス鯉はオス鯉と同じく体表がザラザラにていた。
産卵ではオスに身体を突っつかれ、押されて傷つくほどの重労働だったのだろう。体表がザラついて
ぬめりが全く取れて病原菌などに犯されやすい体になっているので産後の死亡事故が多いのも理解
できる。今回は初産だったので慎重に観察してゆきたい。

18.6.13 池の水温21℃、昨日から1回の餌やり開始。
咲きひかり低水温用からビタMゴールドの低水温用に切り替えた。同じ低水温用でも水面に浮く油分が
ビタMの方が断然少ない。素人考えだが油脂分が多いと消化器系統に良くないのではないかと思う。
少量の餌やりで調子を落した鯉が出るのは餌に問題が有るのではないかと考えた。勿論、素人考えで
出した結論だから的を外した考えで正しくないのかも知れないが餌を油脂分の浮かない物にした。

産卵させたメス昭和は未だに餌を食べようともしない。近頃は水面に揚がって来ることが多くなったが
やはり本調子ではない。高齢初産のため当初から心配していたが予断を許さない状況である。
オス鯉も他の鯉に比べると元気が無いし餌食いも悪く心配の種だ。

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