18松観昭和T

18.3.9 18年度松観昭和の仔採り準備開始
開始と言っても5月下旬になるが、先ずはミジンコの確保が最優先と考えて発生させる器の準備、
物置の屋根にある60cm水槽4個の修理から始める。
20年ほど前に購入した安物の水槽は劣化から水漏れを起こして放置してあった。パテで補修すれば
水漏れを止めることが出来るだろうと思いついて今日のところは水槽を水洗いと乾燥。

18.3.10 60cm水槽3個に水漏れ防止パテを塗る作業を行った。
水槽1個にパテ1個を使い内面の接着部分へ多めに塗りつけ、余ったパテを外部からも塗りつけて補強
後は乾燥させて終了する。その後は元の場所に戻して水を張り、鶏糞を入れてミジンコを発生させる。
産卵は5月中旬以降になるがそれまでにミジンコの目安をつけておきたい。

18.3.21 4個目の水槽の修繕が終わり、糊を
乾かして水を張り醗酵鶏糞を撒いてミジンコを撒
いた。
昨年は5個を使ったが、どうしてもミジンコが足り
なかったので60cm水槽は9個を使う。
その他には40L桶を10個借りてきて自宅浦に置く
ミジンコが多く取れれば、多くの稚魚を育てる
ことが可能であり、良い鯉を作るチャンスがある。
松観昭和UTOP

18.3.29 ミジンコ水槽9個
鶏糞を少し入れてミジンコ発生の様子をみる
鶏糞が底に沈んでいるのでかき回した方が
良いのかも知れない。
土を入れるとなお良いと聞いているので其の内
に入れてみよう。
ムックリワークも昨年の残りがあるので使える。

5月下旬の産卵時期までにミジンコが発生すれ
ば良いので気温が低い間は発生しないだろう。
時間的な余裕は十分にあるので焦る事もない。

杉浦さんはビニールシートで囲いを造って後は
水を張るばかりであった。

18.4.15 水槽全部がグリーン色に染まっていたが古い水槽の方から藻が発生して水が澄んしまい
ミジンコの姿はまだ見えない。

18.4.18 杉浦さんの池を撮影
中央上段の昭和三色2匹は15年度松観昭和
右側の昭和は一昨年の直樹杯特別賞受賞鯉
左は当歳時の冬季加温せずに過ごした鯉で
昨年明け3才時の直樹杯では落選した。
今期の松観昭和の組み合わせでは掛けオス
候補に予定しており、杉浦さんの了解を取った

下段昭和は北越観魚園から購入した新潟産
だが親父は最後まで出所を明かさなかった鯉
昨年から抱卵部分が左右均等でなく、体型的
に観賞価値を無くしていた。
緋模様、墨、白地3拍子揃っている鯉なので
捨てるには勿体ない70cm超の鯉でメス親に

使う事になった。心配はこの年(7歳?)まで産卵していないので産卵後に死亡する危険が高いこと。
従って産卵前に鯉の所有権を無償譲渡して戴く事も確認済みである。

15年度産松観昭和オスおよそ50cm
松戸さんから掛けオスとして出戻り鯉
18年度掛けオス候補だが上段鯉は緋質が
悪い=緋が本来の赤ではなくて冴えない赤色、
従って掛けオスには出来ないので処分対象鯉

下段鯉は18年度掛けオスの1匹、メスが大きい
鯉なので2本掛けもしくは3本掛けの予定。

18.4.27 Dさんも黒仔から飼育してみたいので黒仔を分けて欲しいと申し込みを受けた。
180cmガラス水槽を持っているので最低300匹は入るだろうと予約が入った。
昨年は杉浦さん90cmで100匹、松戸さん500Lで500匹、
今年は飯野さん推定300匹、Dさん300匹合計1,200匹
飯野さんはご自分で黒仔選別をして持ち帰ると云っていたから実行日を連絡すれば良いのだが
Dさんはミジンコの世話も必要らしい。
ともあれ、確実に産卵孵化をしなくてはならなくなったので責任重大だ。

18.4.28 ミジンコ水槽に鶏糞を追加しようと覗いてみると9個のうち2個にミジンコが発生していた。
これで一安心、発生していないところに鶏糞大匙1杯づつ追加して更なる発生を促す。

池の水温15℃、最近夜に雨が降るので日中に揚がっても夜に冷え込むパターンを繰り返している。
例年なら20℃を越えているので連休明けに当歳を放流できる時期だが今年は遅れる見通しだ。
FRPで産卵させる為、5月20日頃までに放流しなくてはならない。

18.5.4 仕事の途中で40L桶を10個借りてきた。
昨年もミジンコ発生に使っているもので、もっと早くにセットすべきで
あった。
花屋の隣家は農家で物置を取り壊している。土間にコンクリートで
出来ている野菜洗い水槽があって
貰い受ける話が出ている。
何しろ2トンはある150x200x80cmで稚魚飼育またはミジンコ発生池
に使える代物。
大きいから使わなくなった後のことを考えると躊躇するが松戸さんは
乗り気なので石屋のユニックをかりて50mほど移動させる事になり
そうだ。
置く場所をシッカリと計算してから決めないとやり直しが出来ないから
大変だ。
明日は使っていない丸プールを持ち込みミジンコプールにする。

18.5.5 ミジンコを造る桶に水と鶏糞を入れた。
昨年同様に40Lバケツを10個借りてきて並べ、鶏糞一握りを居れ水を入れてよくかき回した。
鶏糞は融けずに沈澱しているので棒を使って何回グルグルとかき混ぜて早く湧くようにしている。
今月下旬までに湧かないときは別の所からミジンコを採ってきて入れると早く出来る。

仔採りの予定
産卵用FRPは空にしてあり今は池の水が廻っている。孵化水槽は掃除と新水で準備
産卵藻を事前に沈めておいて、21日(日)にオス鯉を3匹入れる。
27日(土)にメス鯉を入れ、28日(日)産卵完了、親鯉取出し消毒、卵を消毒し孵化水槽に入れる。
6月1〜2日孵化完了
6月10〜13日黒仔選別

18.5.6 1.5m丸プールに30cmほど水を張り
鶏糞3握りを入れてミジンコ発生させる。
ミジンコ発生場所としては60cm水槽9個、40L桶
10個、丸プール1個、これで今年のミジンコを確保
する。
何と云ってもミジンコ次第で黒仔の飼育量が決ま
るからシッカリと発生させたい。

18.5.7 隣家の野菜洗い桶の貰い受けを
断った。
あまりにも重過ぎて振り回しが利かないと思うし、
この先、どれ位の期間を仔採り出来るのか、
おそらく長く無いと思うのでキャンセルした。

18.5.12 60cmミジンコ発生水槽の藻を取り除いてミジンコの状態をみた。
水温が低いのであまり湧いていない。湧いている水槽から種になるようにミジンコを少しずつ入れた。
あと2週間あるが気温の上がり方が足りないので産卵予定との兼ね合いを心配する。
今年はDさんも黒仔から育てることになったので益々責任重大になってきた。

18.5.21 FRP水槽に飛び出し防止柵を
取り付けた。
産卵藻を15本をセット、午後に自家産オス
鯉2匹を入れる。
メスは1週間先に入れて産卵させる。

オス鯉を先に入れる理由は、精子の成長を
促す、腹の中でこなれている状態にする。
精子を出した時、水中で広く散るのが良い
腹を押して白子が糊状に出て来るのは
こなれていない状態なのだと思う。

18.5.23 メス鯉を入れる日時を27日(土)の午後と杉浦さんと話し合って決めた。
杉浦さんの所から午後2時頃に運んできてセットし日曜日の産卵となる予定だ。産卵後の始末が結構
有るので余裕を持って出来ると計算したわけだが、休日でもあり予定を産卵だけに絞れるのが良い。

18.5.26 明日と明後日が雨降りの予想につき、杉浦さんの所からメス親を持ってくるのは明日の
午前中に行う手筈に変更した。
天気予報では朝のうち小雨、多少の雨には影響されないが大雨になると鯉を捕まえたり運んだりする
のが面倒になるし、扱いも雑になるので小雨程度なら我慢できる。
来週の月曜から最高気温が25℃になるらしいので孵化には丁度良い気温だし、ミジンコの涌きにも
良いのでようやくチャンス到来、忙しくなりそう。

18.5.27 予定のメス鯉を産卵槽へ入れた。
水温17℃とかなり低いので、追尾行動が行なわれない。30分間50度のお湯を入れても1度しか
水温を上げる事が出来なかった。しかし敏感に変化を感じてオス鯉が追尾ではないが動き出したので
明日朝に再度温水を注入して産卵させたい。
明日の気温27度予想、その後25℃が連続するので計画が1日早かったかな〜。

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